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2013-04-29

めめめのくらげ@六本木


おととい、村上隆の映画監督第一弾「めめめのくらげ」を観てきました@六本木TOHOシネマズ。公開直後しかも六本木の夜だから絶対混んでると覚悟して行ったらそうでもなかったのでちょっと拍子抜け。 国内では村上隆はまだまだ注目度が低いのでしょうか。なんか前「この人知ってる、”村上春樹”でしょ?」って言ってる人見たことあるしな。それは最近『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を出版した作家だ。

とはいえ、管理人は彼がこの社会問題をどう考えて映画の中に落とし込んできたのか(しかも子ども向け)ということに凄く興味がありました。テーマは「子どもたちがこの世のドグマ(教義、教説)と逃げずに対峙可能な人間になってほしい」。ここに出てくる大人たちは全員ダメダメで、子どもががんばるしかない世界。大人が作り出した「フレンド」の存在のせいで争いが生まれてしまう状況で、それをいかに打開するか。しかも大震災で母親と一緒に疎開してきて、死んだ「父親が津波に襲われる夢」を観るなんて・・・実際にそうなった子もいるだろうに、これ真っ正面から受け止めることはできないでしょう、相当惨いです。くらげ坊はとってもキュートだったけど。。この世界観、村上ワールド全開で、妙にレトロさと最新技術の合体した感満載のチープさが良く出ています。カメラワークがマンガ的でやけにベタで洗練されていなくて泥臭いのは初めてだからでしょうか。かなり変わった映画に思えます。
GW前半の夜は、なんともいえない浮遊感とともに更けていきました。